非常にコントロールが悪い状態の糖尿病患者さんに治療を導入する際には、通常、あまり急激に血糖を下げることはしません。かえって体調不良を訴えたり隠れていた合併症が急激に進んだりする恐れがあるからです。
体重減少や口渇、多尿といった急性症状が落ち着く程度までは、急いで下げますが、あとは体調や 合併症の程度を見ながら2〜3ヶ月かけてゆっくり下げて行くことが多いです。
糖尿病で激しい体重減少を伴うようなケースでは、一歩間違うと糖尿病性昏睡に陥って命取りになりかねません。したがって、入院治療が原則です。なによりもまず、ご本人が納得して話を聞ける病院を探して、ゆっくり相談することが第一。
糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害とともに、糖尿病の3大合併症といわれています。
